hireLink vol.10コンセプトからのコンテンツ設計&超具体的なワイヤーフレーム作成のコツ イベントレポート

こんにちは!FAbank事務局の工藤です。

今回は昨日11/18日に開催されたhireLink vol.10コンセプトからのコンテンツ設計&超具体的なワイヤーフレーム作成のコツのイベントレポートをお送りします。

中村健太さん登壇!

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品川の制作会社ビットエーに所属するCMO兼Webディレクター。
元コーヒー屋の店長で元個人アフィリエイターという異色のキャリアを持つディレクター。
リアルビジネスの経験と観点から発想する企画・運営・解析を得意とし、大規模メディアの運営をはじめディレクターとし数多くのサービスを展開、成功させてきた実績を持つ。
現役のディレクターとして活動するかたわら、2013年からは日本ディレクション協会会長を務め、数多くの講演に登壇。
筋トレとランニングをこよなく愛する二児の父。

という肩書きを持つ中村健太さんご登壇!なんと日本ディレクション協会会長なのにまだキャリアはわずか6年目。凄い!

ディレクターの仕事は進行管理と仲介役なの?

ディレクターの仕事とは進行管理と、デザイナーとクライアントの間をとりもつ仲介役…というイメージはないでしょうか?
たしかにそういう側面もありますが、中村さんはそこにNOを唱えます。

クライアントのビジネス、つまり事業をドライブさせることがWebディレクターの仕事
ワイヤー(ワイヤーフレーム)を作ることが仕事じゃないんですね。
では事業とは何か。事業には事業モデルがある。そして事業モデルには必ず何らかのやりたいことがある。簡単に言うとそのやりたいことを達成させてあげるために何をするか。
例えばECサイトがクライアントだったとします。「ユーザー数を20倍にしてほしい」とか…そんな若干無理目の依頼も来ます。しかし、そこで「ユニークユーザー数20倍ってことは認知は少なくとも200倍になればいいわけだよね」と発想し現実的なプランに落とし込んでいく。

なるほどです。「ユーザー数20倍」にとらわれてしまえば「ホームページをおしゃれにリニューアル!」みたいな提案で止まっちゃいますけど「認知200倍」まで発想できれば、その最適解はオウンドメディア運営かも知れませんし、プロモーションビデオを作ってYoutubeでバズらせる…になるかもしれないですよね。
そこまでを提案するのがディレクターの仕事なんですね。それほとんどコンサルです!
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コンセプト不在のチームは何も作れない

中村さんはコンセプトを以下のように定義します。

  • 情報設計
  • 仕様設計
  • デザイン
  • 原稿

提供する体験を構成する全要素を貫く一本の柱…みたいなもの

なるほどです。

コンセプトだけでは何も出来ません。しかし、コンセプト不在のチームはやはり中途半端なものしか生み出せません。
チームの意思を統一させる柱としてのコンセプトは重要です。クライアントも上下関係ではなくチームの一員なんです。無駄な上下関係を取っ払うためにもコンセプトが重要。
「この枠線何色がいいっすかねー」みたいなムダ工程を省くのもコンセプトあればこそ。
本当にコンセプトなしでデザインしていくとワイヤーを組んでるそばからデザインが崩れていきますからね。このコンポーネンツ何種類くらいあるんだみたいな。.box-main-24みたいなCSSクラス書くハメになって…ボックス何個あるの?って。作りながら壊れてく(笑)。理想はあくまでコンセプトに貫かれたデザインです。

いいワイヤー、ダメなワイヤー

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ワイヤーは下書きではなく中間成果物と認識するんです。ディレクターたるものダメなワイヤーをつくってはいけません。ではダメなワイヤーってなにかといえば「メインビジュアルが入ります」とか「テキストテキストテキスト」とか書いてあるものです(笑)。
ビジュアルなら暗いのか明るいのか、クールなのかポップなのか雰囲気を伝えるムードボードぐらい作ろうよって思います。
文章ならきっちり本番を想定した文章をワイヤーの段階から書いていきます。自分なんかはそれでライター的な仕事までさせられるようになっていいのか悪いのか全くわからないんですけど…
それからアフォーダンスってわかりますか?例えばドアの取っ手をデザインするならこういう形だったら回して開くドアとか、こういう形なら引き戸とか、取っ手の形から動きが想定できるじゃないですか。Webデザインも常に使う人がどう動かすのかを考えて作るべきですね。

某求人サイトをリニューアルした時の話

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某社の求人サイトを半年かけてダメ出ししまくってリニューアルしました。
ダメ出しというとあまりいい印象がない言葉かも知れませんね。よくダメ出しだけはいっちょ前な人いるじゃないですか…そういう人は嫌われ役かも…でもそれでいいんです。他人の物は冷静にチェック出来るって意味なんでね。ダメ出しはクリエイティブなんです。
さて、その求人サイトでやったのは情報設計・感情設計です。
例えばクリエイティブ系を目指す求職者と一口に言っても、多摩美大をストレートで卒業して博報堂アイ・スタジオに就職するようなやつが求人サイトを見ますかね?っていう。
大手には書類選考で落ちちゃった…でもオレもクリエイティブな世界で頑張りたい…もしかしてここならいけるかも?そう思わせることが出来るかどうか。
えーとペルソナ作りとかも良いんですけど、あれも感情設計がなされていないケースに対して僕は懐疑的です。
曰く渋谷のキラキラIT企業に勤める25歳OLだからといって四六時中占いと恋愛のことを考えているわけねーじゃんって。朝8時の電車の中ならニュース見てるでしょう。そういう生活のストーリーこそが大事なんです。
そこに目をつけて成功したのがGunosyだったりすると思うんですが、そこまで想定して設計して行くのがディレクターの仕事といえますね。

まとめ

その他にも興味深い話は付きなかったのですが紙面と時間の関係でこの辺で〆ます。
勉強会後の交流会もとても盛り上がりました!
その交流会でのじゃんけん大会に勝って見事中村さんの新著『第一線のプロがホンネで教える 超実践的 Webディレクターの教科書』をゲットしたEさんよりご感想をいただくことが出来ました!
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中村さんのお話は内容もさることながら、仕事上の課題解決のヒントになったり、仕事に対する考え方そのものを見直すキッカケになったり(これも勝手にσ^_^;)、早口で情報をギュウギュウに詰め込んだ話し方とか、なんかよくわかんないけどものすごい説得力あるところとか、あらゆる方面からいつもほんとに勉強になります。

しばらくやる気スイッチがONになります。

あんまり人をベタ褒めしない私ですがほんとに尊敬です( ᵘ ᵕ ᵘ ⁎)

いやほんとこれそのとおりだったと思います。

ご来場いただいた皆さまもありがとうございました!

次回勉強会告知

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これからもエンジニアとクリエーターのための勉強会hireLinkをよろしくお願いします。

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