『C言語入門』

私はエンジニア。職業プログラマーという肩書に憧れて、この業界に2002年に
転職してきた。
しかし、転職の際にはとても苦労した。それまでは、ビルの窓ふきや床の清掃の仕事をしてきたので、
パソコンと言ったら、学生時代、Windows3.1を使ってパソコン通信をして、
「パソコン、すげー」と感動しながら
ゲームをやっていた程度。しばらくして、そのパソコンが突然、壊れた。

その後更に何年か経過し、車の排気ガスや工場のススで、日々顔や手を汚し、朝から晩まで同じ繰り返し。

ビルメンテナンスという職業上、いろんなビルやホワイトカラーのオフィスに覗いてきた、とそんなある日、
どこの会社のオフィスのデスクだったか、たしか、、「京…」。

床の掃除の案件は中に人がいない土日にやる。
平日は、人が一杯いて一生懸命働いてるのかなと想像しながら、
人気がない、シーンとした、オフィスの一角、今思えば開発室?のデスクを見ると、

『C言語入門』

掃除の他の同僚が、仕事の手を休め、覗きにくる。

「外国語」でこんなんあったっけ?

これが、プログラム言語との初めての出会いだった。

元々努力や勉強は好きだったから、早速その日の仕事の帰りに、駅前の大型本屋さんに走った。
「たしか、あーいった本は2階の専門書コーナーだったよな」

最初は、戸惑いました。
駅前の本屋さんに行く際は、大抵漫画コーナーや、占い、宗教コーナーだったし、小汚い仕事着で
「C言語」「プログラム言語」「データーベース」関連の本を、さも分かってる風して、そーいった
コーナーにいるのも、少し照れた。我慢3分。3分だけ居よう!
そのとたん、本の背びれのタイトルに、データベース、C言語が並ぶ。。

「分かんねー」

圧倒された。

何回か仕事帰りに毎日通う、その本屋さんで、予め事前調査をして、買う本を選定した。
とうとう分厚いC言語の本を買った。2,3千円した。

レジの店の店員が大切な本にカバーをかけずに紙袋に入れて済まそうとしたので、

「いえ、ちゃんとカバーかけてください」

最初に買った本はとても大切にした。

それまでは、パソコンにほぼ触ったことがなく、とりあえず道具からということで、
こーゆー仕事したいっていう話を父親にしたら、前から将来のことを心配していたらしく
その後数日して、Windows XPを買ってくれた。

我が家では、パソコンを本格的に生活の中に導入したのは、その時が初めてで、仕事で軽く触って
ブライングタッチが出来るのは、父親だけだったので、アチキのために買ってきてくれたはずなのに
我が家のXPは、しばらく父親に占有され、しょっちゅう父親のブラインドタッチを自慢された。
特にキメのエンターキーを叩く時は、特に得意げだった。

そんな経緯があって、自分の部屋の本棚には、今まで中国語の専門書や、そのテープやCDと、そして趣味の将棋の定跡本、漫画・雑誌の
脇に、最初は、ぽつんと一冊二冊、C言語の本が並ぶようになった。

一年ほど独学で勉強をし、本も数十冊に増えたけど、
「やっぱ、勉強したことを仕事で使えるようにしたい、学校通うかな、金だせ」
親にせがんだ。

今から思うと常に親のすねを噛んでたけども、開発会社に夜遅くまで毎日開発して帰ってきては、経験不足で足りない部分を
深夜まで勉強し、毎朝出勤時は、電車の中ではひたすら技術書で勉強するのを最初の5年以上継続した。
十数年経った今では、どこに行っても
プログラムを書かせたら、絶対どこの誰にも負けないという自負と体験・実感が持てるようになった。
以前は、プログラマーは下流で、設計工程に携わるSEは上流みたいなことを周りからも言われてきた。

「そんなの差別用語じゃん」

でも、とある、会社で、とある現職SEに出合った。

その人曰く、
プログラム組んだことないSEが設計書を書いたり、開発リーダーでPGのまとめ役をすると、失敗する。

「開発現場で仕事するうえで、開発側と意思疎通できない壁にぶち当たったり、顧客に提案出来ない、一エンジニアとして成長できない、
だから、俺は、今までプログラマーという下積みをしてきた。」

その人のキャリアプランがあったと思いますが、それでも自分自身は、一生プログラマーでいたいとも思う。

そもそもこの業界に転職したきっかけが、何だかわからない「C言語」をマスターしたいっていうことだったので
プログラミングは好き。こだわりもあるし、それだけを探求していくと、今までできなかったことや、
広く他の人が出来ないことも出来るようになったことだし。
それについては、徐々に本ブログで書かせてもらえる機会があればその際にでも。

最後に

みなさんは、どんなキャリアプランがありますか?

夜猫子 について

1987年、ハレー彗星が最接近した夜の翌朝に、学生時代から飼っていた愛犬レオが亡くなりました。 その後、母猫からはぐれて、土管の中に迷い込んでいた子猫を救出し、現在に至ってます。それ以来、猫を愛してます。

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